機内食製造工


この章では、機内食製造工がどのような仕事かということをお話しします。

機内食製造工とは

エアラインケータリング会社、または航空機内食会社は、飛行機で出される飲み物や食事をつくることを専門に行っています。
そして、ここで製造にかかわるのが「機内食製造工」とよばれる人たちです。
業務は、大きく分けて調理職とロジスティクス・補給と輸送に分類することが出来ます。

軽食からフルコースのディナーに至るまでいろいろな食事を提供・調理する仕事が「調理職」です。
一般的レストランと方法は何も変わらないと言っても問題はありませんが、 プラスして、機内食の場合では、調理をして一定時間経過後に、空間的に離れた場所で提供されることを配慮し、「特別な処理」が必要となります。

例えば、クック・アンド・チル方式のような方式が採用されているのが、この「調理職」です。
クック・アンド・チル方式では、 工場で一度調理を行って、一度冷却をしてから航空機に搭載をされて、機内では再度温めてお客様へ提供されます。

もう一つは「ロジスティクス」(運営職)ですが、 配備されたコンテナなどに機内食をパッキングして飛行機に搭載したり、更に到着便航空機から使用済食器、コンテナなどを取卸したりするのもこの仕事です。

更に機内で提供される保税酒類や、機内免税販売品の補充したり、航空会社から配備されるいろいろな食器などの管理などをして行くのもこの仕事です。
お給料は、大体、月収が高校卒で16万円程度、高専・短大卒は17万円、大学卒は20万円、大学院修士課程修了で22万円程度です。

機内食製造工のやりがい

飛行機の中で食事が出来ることをとても有難いと思っている人たちも多く、旅の貴重な思い出の一つになることでしょう。
お客様のいい旅の思い出は、機内食製造工にかかっている言っても言い過ぎではないかもしれません。

機内食製造工は食に関わり、多くのお客様に夢を提供する仕事です。
都市間であれば精々一時間から二時間程度のフライトであり、そこでそれ程大げさな食事のことを考える必要はありませんが、 問題は長時間のフライトであり、そのようなとき最初から最後まで調理すると言うことでなく、そのためにいろいろなアイデアが提供されています。

飛行機はとても性能がいい乗物です。
しかし、ここに最新式の厨房を揃えると言うことにはなりませんので、出来合いのものを最終調理・加工する程度という工程において、機内食製造工は大いに活躍をしなければなりません。

機内食製造工になるには

一体機内食製造工になるためにはどのような選択肢があるのでしょうか。
ここに特別な資格や免許があるという訳ではありません。
まず高校などを卒業して、航空機内食会社に就職するのが一般的方法です。