すかいらーくグループ


画像引用:http://www.skylark.co.jp/
すかいらーくグループは米国の投資ファンド・ベインキャピタルの資本下のもと、洋食ファミリーレストランのガストや中華料理チェーンバーミヤン、和食チェーン夢庵、さらにはコーヒーショップジョナサンなどを運営する外食産業系企業です。

歴史

すかいらーくは郊外型ファミリーレストランの草分けとして、1970年7月に東京都府中市にスカイラーク1号店(国立店)をオープンします。
洋食一番人気のハンバーグにエビフライやカキフライを組み合わせるなど、今までにない新しいメニューを提供し話題となりました。

しかし銀行からの融資が難しかったために、チェーン展開していくのは簡単なことではありません。
そこで、リースバックという新しいシステムを開発します。

これはオーナー側に土地と店舗を提供してもらい、すかいらーく側が土地のリース代と店舗の使用料を支払うシステムです。
オーナーは店舗建築費という初期投資が必要になりますが、土地のリース代や店舗の使用料を得ることができますので、やがて初期投資を回収することができるわけです。

このユニークなシステムの導入により、店舗が少しずつ増えていくことになります。

POSシステムの導入

また1981年に画期的なPOSシステムを導入します。
これはお客さんから注文を受けると、ハンディターミナルでボタン入力することで商品の発注から記録、集計、在庫管理まで簡単にできてしまうシステムです。
それまでの手書きによる記録や管理に比べて大幅な運営の効率化に成功し、少人数での対応を可能にしました。

このPOSシステムの導入は、チェーン店を増やしていく上でも大きな武器となっていきました。
また、すかいらーくが他のファミレスと違うのは、消費者のニーズに敏感に応える積極的な企業姿勢です。

具体的には、コーヒーショップのジョナサン、中華料理のバーミヤン、和食の藍屋や夢庵、そして低価格ファミレスのガストなど、消費者の多様化に応えて、新業態を次々に展開していきます。
そして1993年、すかいらーくグループは外食産業として初めての1000店舗を達成します。

ガスト

その後バブルが崩壊し消費者の低価格志向が強まる中で、低価格レストランのガストに力を入れ始めるのです。
そして、確固たる地位を築き上げてきたすかいらーくを、なんとすべてガストに転換していくのです。
これには消費者も驚かされたことでしょう。

1993年には、たった1年で720店舗のうち420店舗をガストに転換し、2009年までにすべてのすかいらーくがガストに転換されました。