クッキングアドバイザーってどんなことするの?

実演により食料関連製品をアピール

調理用電気製品の製造業者や食品製造業者に勤め、または独立営業者として企業の委託を受け、調理方法を実演あるいは消費者に調理のポイントをアピールして、効率的に製品の広報をします。
企業に勤務して自社製品のPRをする場合は営業活動の一環とも言えます。
どちらにしても実際に行うのは、デパートやスーパー等の食料品売り場の店頭で実演したり、ケースによっては消費者の居宅やグループを訪ねたりする場合もまれにあります。

消費者が見ている前で製品の使用法を伝えるアドバイザーは自社製品のPRが目的なのでイメージアップの任務を担当しています。
実際に目の前で実演するため適切に製品の魅力をアピール出来ればPR効果は絶大なものですが、逆の場合も影響は大きいため責任は重大だと言えます。

独立起業して企業の依頼を受けて活動するフリーのアドバイザーであれば活動範囲は広がり、料理教室やカルチャー教室の主催、料理本の編集を手掛ける方もいます。
取得が望まれる資格は、調理師あるいは(管理)栄養士などです。

クッキングアドバイザーのワーキングスタイルと向いた方

デパートやスーパー、メーカー営業所のショールームで実演する形態が多いという業務の性質上、多くの集客が期待出来る土日祝日に勤務するパターンが多くなります。
この職務にふさわしい方は調理機械器具や料理について関心を持って深い知識を得ようとする意欲のある方です。

基本的には営業の分野の接客業務であるため、人前で話す事に抵抗がなく、幅広い年齢層の消費者にも懇切・丁寧に受け答えができ、明るく対応できるコミュニケーション能力が求められます。
また、実演で使用する調理器具や料理に関して消費者に分かりやすく説明出来るように、器具の有する機能や食材や調理方法、栄養に関する幅広い知識を習得しようとする研究熱心な態度を持つ事も望まれます。

クッキングアドバイザーになるには

調理師あるいは(管理)栄養士の資格を取得した後、調理器具メーカーや食品メーカーに就職することが近道です。
アドバイザーは実際に調理を行うだけでなく、現代の健康志向に合わせた健康に良い栄養バランスの取れたレシピや調理法を考案することも重要なため、企業にとって資格が有力な魅力となるのです。

クッキングアドバイザーの将来性

近年は、TVや雑誌でグルメが特集され、食に関する安全性や食材の有効性の知識も消費者に認識が広まり食への関心は高まっています。
企業に勤め単に実演して自社製品をアピールする任務のみならず、これからは食・栄養に詳しい消費者の問いに明快に受け答えして、企業の信頼をアップできる人材が企業から高い需要があるものと思われます。
日本の炊飯器が高価であるにもかかわらず海外からも高い評価を得るように、人の食や健康に対する欲求は満たされることがないのです。