食品移動販売業者ってどんなことするの?

ワゴン車や屋台で食品を販売

ワゴン(車)や屋台などを利用して場所を移動しながら食品を販売する仕事で、店を準備する必要がなく開業の際の資金が少なく済む事が特徴です。
具体的な販売食品は、麺類やクレープ、たこ焼きのようにその場で調理して販売するケースと弁当やパンなど調理済みの食品を販売するケースがあります。

ワゴンを改造した車両やリヤカーを改造した引き屋台など、人目を引く形態・外装にすると集客に効果的です。
人通りの多い商店街などに店舗を出すにはまとまった資金が必要となりますが、店舗自体は別途構えたうえで、営業活動の1つとして集客を見込める場所で弁当やスイーツを販売する事で名前を知ってもらう事も出来ます。
さらに、移動販売で資金を貯めつつ固定客をつかんだのち店舗を出すケースも有効です。

食品の移動販売を始める

まず移動販売車の準備が必要で取り扱う商品や販売形態に応じ改造が必要となります。
スイーツやサンドイッチなど、受注後に簡易な調理をしたのち提供するケースは、盛り付け作業をする場所が必要です。
また食材を低温で保管する冷蔵庫も設置が必要です。
反対にホットドッグのように材料に火を通す必要があるケースではトースターといった器具が必要です。
食品の提供形態が決まれば所要の車の大きさや設備を決定し、くるま改造業者に作成依頼をします。
もちろん既に設備の整った中古車両を入手する方法もあります。

このクルマの塗装や外装は店の看板に勝るとも劣らない意味合いを持ち、営業成績に影響を与える大きなポイントです。
予算に余裕があれば、取り扱う食品のイラストを美味しそうに車体に描くなどしてインパクトある魅力的な販売車をデザインすると集客力アップにつながります。
業務のスタートに当たり求められる資格は食品衛生責任者で、これを取得したうえで、エリアを所管する保健所の許可が必須です。
また路上で行う場合には道路交通法に反する事がないよう配慮が必要で、食材管理の難しい屋外で食品を取り扱うので、食品に加え調理器具等の衛生管理は入念に配慮しましょう。
営業場所によっては管轄の保健所が複数あるケースも考えられますが、営業範囲全エリアの所管保健所で許可をもらわなくてはいけません。
その後は集客が見込める場所や時間帯、準備時間等を考慮して、開店場所や移動経路を決定し営業をスタートします。

食品移動販売業者に向いた方と将来性

通常の店舗を構えるケースと異なり、来客を待つというより客のいる場所に打って出る形の形態となります。
そのため人に接する事が好きで積極的な社交家タイプに向いた仕事です。
また、営業の場所、品目、時間帯などを自分で工夫しなくてはいけませんので、研究熱心な方に最適です。
取り扱う食品は自由に選べますが、時流に乗ると行列ができるほど人気が出る業者もいます。
努力次第で将来性は開ける業界です。