ウェイター/ウェイトレスってどんなことするの?

顧客に満足して食事ができる寛ぎのスペースを提供

全てのサービス業の原点と言われるほど、単純に見えて実は奥の深い仕事です。
している仕事は、ホテルのレストランなどの飲食施設でオーダーされた料理や飲み物を顧客のテーブルに運び、食事が終われば皿やグラスを引くだけだと思っている方も多いでしょう。

ところがウェイターやウェイトレスの業務はそれが本質ではなく、客に楽しくくつろいで食事を楽しませる、くつろぎの時間やスペースを提供・演出する事こそがこの仕事の本質なのです。
欧米のレストランではその考えが浸透しており、年配のスタッフも珍しくなく、良いサービスに対してはチップをはずむという習慣が生まれたのです。
ウェイターやウェイトレスという仕事を行うための資格等は定められておらず誰でもできるのですが、そのことは個人のスキルの差が大きな仕事であることの裏返しとも言えます。

この職業に向いた方

レストラン施設のスタッフの中で顧客と接する時間が最も長い、まさに接客業であるため、人と話すことが好きでどの世代の方とも明るく接することのできる朗らかな性格の方に向いています。
明るく接客できる前提として、相手からも好感を持ってもらえる清潔な身なり、話しかけやすい柔らかな態度が求められます。
さらにこの職業特有の要件に、長時間起立し重量のあるお皿や食事を運び歩くという動きに対応出来る身体が必要です。
さまざまな顧客の個々のリクエストに常に冷静に対応出来る余裕のある精神、さらに顧客の喜びを自身の喜びと出来るホスピタリティあふれる共感力が必要です。

ウェイターやウェイトレスの将来性

日本人の生活様式の多様化に伴い、外食産業も大きな変貌を遂げてきており、ホテル内の宴会場や各種の食事施設、ファストフード店など多くの形態が進化を続けています。
料理内容や施設の雰囲気により接客の仕方も違っているので、さまざまな施設を経験してプロフェッショナルを目指せます。
また、2017年通年の訪日外国人は約2,900万人弱で、2020年の東京オリンピックイヤーには4,000万人の目標突破も視野に入ってきました。
そのバックグランドには欧米諸国からの訪日客に加え、経済発展の顕著な途上国からの訪日客が増加傾向にある事が大きな要因です。

特に、中国からの訪日客は目立ち、一時期「爆買い」が流行語となったように、日本国内経済への好影響も見逃せません。
その後、高級品やブランド品を買うインバウンド消費から、現在は「こと消費」と言われるように物を買う消費から文化を楽しむ体験へと需要は変化しています。
この「こと消費」の中には日本の食文化などを楽しむことも含まれており、訪日客の増加に伴い「食べる」際のサービスを提供するこの業務に対するニーズは将来ますます高まるでしょう。